+名前+
ESSENTIAL CELL BIOLOGY
+対象+
センター試験で8−9割レベル以上、旧帝2次レベルの学力が必要です。
+詳細+
編入といえばこの参考書。大学教養レベルの生命科学に触れるにはうってつけの参考書です。大学受験2次試験レベルの生物を履修していない人は、まずそのレベルに達してからにしましょう。歯が立たなくて余計に時間を食います。「こんなレベルいらない」という意見もちらほら見かけますが、むしろこれくらいはほしいかな(^_^;)。医学部入学後も役に立つそうです(医学部の友人談)。 オールカラーで図が多用してあり、理解しやすいよう工夫されています。細胞生物学の名著
「THE CELL」のダイジェスト版ということもあり、内容の正確さはお墨付きです。大学の教科書とかだと解答がついてなかったり、別売りだったりするものが多いですが、この本には付いています。演習書としても非常に優秀です。大学教養レベルの生命科学学習は、この参考書から始めることをおすすめします。
+注意点+
免疫学、遺伝学、生理学、生化学に関しては、別の参考書で学習する必要があります。この参考書だと内容が薄すぎます。また、大学によってはもう少し分子生物学については発展的な知識が求められます。THE CELLの該当箇所を学習するなどして対策しましょう。最後に、最新の生命科学の知識(ゲノム編集、IPS細胞等)については載っていないので、別途対策が必要です。
+使い方の例+
- 各章について、自分の方法で知識を着けましょう。知識が定着するならばどんなやり方でも構いません。
- 章末問題を解きます。1回で出来なくてもいいです。その代わり2回目、少なくとも3回目で確実に解答を再現してください。
- 全体の7割くらいが終わって余裕が出てきたら、免疫学、遺伝学、生理学、生化学の対策と並行してやると飽きなくていいです。