こんにちは、えんぴつです。最近下っ腹が出てきたので筋トレ始めました(笑)。この年で生活習慣病になったらたまらないですから(^_^;)。
さて、今回はEBMについて書きたいと思います。略語だとなんか親しみがわかないですよね。でも、医学にはこれから略語がたくさん出てきます(ICUとかVTとかQOLとか、医療漫画・ドラマでも飛び交ってますよね)。慣れておきましょう!
EBMの語源・意味
EBMの正式名称は、evidence-based medicineです。訳すと「根拠に基づく医療」です。訳すと一気に親しみが湧きます。EBMがなされていない状況とは、こんなイメージです。
これでは患者は混乱します。なぜその治療方針になったか、客観的な根拠が無いからです。
EBMがなされると。。。
というイメージです。
EBMの賛否
EBMの懸念材料としては、治療方針を具体的に説明すればするほど、専門的な医療用語がたくさん出てくる点です。それによって患者がより混乱してしまうかもしれません。医者の説明の力が問われる所ですね。医者は、難しい医療用語をできるだけ使わずに、かつ治療方針を正確に伝える必要が出てきます。
前回、インフォームド・コンセントについて書きましたが、患者が治療方針に対して納得してコンセント(同意)するにはEBMは必須になってくるでしょう。つまり、インフォームド・コンセントの質にも影響するということです。
いかがでしょうか。EBMは編入試験や一般入試の小論、面接で問われることもあるそうです。しっかりと抑えておきましょう。次回は、略語つながりでQOLについて書く予定です。最後までご覧頂きありがとうございました!